レジデント(Resident)
書籍名 レジデント(Resident)
書籍の説明 レジデントやレジデントを目指す医学生が、重要な基本的知識や技術を学ぶとともに、研修施設選択など将来設計に役立つ情報が得られる「レジデント総合情報誌」です。全頁カラー印刷によるAB判の大型サイズの採用と、多数のイラストによるビジュアル化により視覚的に分かり易い誌面構成となっています。特集においては、レジデント教育に力を注いでいる第一線の著名な医師や大学教授陣による執筆で、教科書では学べない実践的な診断と治療を主要テーマとした記事を掲載。医師・臨床研修医の他、看護師やコメディカルにも役立つ幅広い内容を目指しています。
価格 2160 円
出版社 医学出版
発売日 毎月10日
ランキング アクセス:480 位
セールス:782 位
【特集】
日常診療における疑問を解消 鎮痛薬の使い分け
企画編集/村川和重
〈特集にあたって〉
患者の苦痛を取り除くことは医療の原点ともいえることだが,一方で多くの学問分野を横断して存在する領域とも考えられる。ヒトが種として生き残るためには疼痛が不可欠であると考えられており,脳が発達させなければならなかった,きわめて重要な知覚の 1 つである。疼痛を取り扱ったこれまでの成書の中には,急性痛は生体にとって何らかの効用があるが,慢性痛は生体にとって無益であるとするものもあり,急性痛と慢性痛を区別した定義もさまざまであった.しかし,治療目標にもとづいて分類するほうが好都合であろう。
 鎮痛薬の的確な使い分けはとても重要であり,通常,急性痛は侵害受容性に因るものであることが多く,薬物にはかなり良好に反応する傾向にある。しかし,慢性非がん性疼痛は反応性が侵害受容性に因るものよりも低く,神経障害性の要素を含むため,多様な治療法,複数の薬物による治療計画が頻繁に用いられる傾向にある。
 本特集では,対象となる痛みの病態生理に関する基礎的な記述から始まり,臨床的な側面へと進んでいく。用いられる薬剤に関しても同様に全体的な概略から始まり,個々の薬剤に関しても詳しく述べられている。
村川和重
(宇治徳洲会病院 ペインセンター センター長)
1. 痛みの病態生理(基礎編)
2. 痛みの病態生理(臨床編)
3. 痛みに対して用いられる薬剤(全体的な概略)
4. アセトアミノフェン(基礎編)
5. アセトアミノフェン(臨床編)
6. NSAIDs(基礎編)
7. NSAIDs(臨床編)
8. オピオイド(基礎編)
9. オピオイド(臨床編:がん性疼痛)
10. オピオイド(臨床編:非がん性疼痛)
11. 抗けいれん薬
12. 抗うつ薬(鎮痛薬としての意義)
【連載】
◆患者さんとの接し方
 ・第76話 患者心理を知ろう-遠慮がちな患者さんの病歴聴取
◆Toxicovigilance-毒を診る-
 ・第17回 吸入薬のリスク!~使い方を理解できるまで説明していますか?~
◆ピンチの研修医
 ・第3回 胸部単純写真の読み方
◆もっと! みるみる心電図
 ・第15回 CLBBB(完全右脚ブロック)
◆慶應循環器内科カンファレンス
 ・第37回 冠動脈肺動脈瘻のコイル閉鎖後に悪化した,体位によって変動する低酸素血症